ハイタイ。ニャンコを愛して4○年のホッシーです。
今回もまだまだ引き続き、2代目ミシェル先生のお話。
ミシェル先生は、私が小学校1年生の時にうちにきて、もうすぐ20歳になる歳まで、一緒に過ごしました。
そんな訳で、私の青春時代は、ミシェル先生抜きには語れません。
今回は、『飼いねこでも、狩りはするけど、ご主人様に自慢しちゃう』というお話。
ミシェル先生は、狩りが得意でした。
ベランダに来たスズメの捕まえ方は、(小鳥がチュンチュン鳴くように)『ニャっ、ニャニャっ、ニャニャニャっ』と、鳴き真似をしなら近づく。
これで本当にスズメは逃げないのです。
あまりにスズメが油断して逃げないので、「スズメ簡単に騙されすぎだよ!」と、
不安を感じた私が、『ウワー!』っと大声を出して、スズメを逃がしていましたが、
私がいないときにはうまくいくらしく、スズメを捕って帰ってきました。
そんなある日のこと、いつものように誇らしげにスズメを捕まえてきた、ミシェル先生。
まだ、スズメは元気に口に挟まりながらも、羽をバサバサしています。
それを見た父。『ミェシェル〜♪』と呼ぶと、嬉しそうに(自慢げに)『ニャ〜♪』と返事をしてしまい、
スズメを口から逃がしてしまいました。
それと同時に、父は窓を『ガラッ』と開け、スズメは空高く飛んで行ってしまいました。
ミシェル先生のそのまま空を見つめて固まっていた姿は、今思い出しても笑ってしまいます。
また、別のある日。私が二段ベッドの2段目に寝ていたら、口に物の挟まった鳴き声で、
興奮しがちに「ニャ〜ニャ〜」と二段ベッドのハシゴを一段一段と登って近づく声が近づいてきます。
これは、獲物を自慢しに来た声だ!と察知した私。恐ろしさのあまり、頭から毛布をかぶり、
『あっちにいけ〜!』とミシェルに言うと残念そうに、去って行きましたが、
その後を追っかけると、なんとモグラを捕まえて見せてくれました。
一段一段近づいてくる時間は、恐怖映画のヒロインの気持ちそのもの。
思い出しただけでもぞっとします。
今回、ミシェル先生が教えてくれた事。
『動物を観察していると、想像力がたくましくなる』ハズ。
ねこは、自慢もするし、ショックを受けて放心状態にもなります。
表情はあまり変わらないのですが、観察しているだけで、
ねこはこんな事を思っているのかもと色んな想像をしてストーリーを感じていました。
ニャンコを飼っているだけで、想像力を鍛えられるのかもしれません。
次回も、2代目ニャンコ先生、ミシェルのお話。まだまだ続きます。
つづく。
書いたのは…
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