【にゃんコラム】ねこを愛でながら泡盛を（3）

こんにちは。泡盛ルポライター　富永麻子です。

みなさん、ニックネームはありますか？

私は、1999年の泡盛の女王をきっかけに、現在の泡盛ルポライターになりました。 

泡盛の女王の任期を終えてからも泡盛の仕事に携わったのは、後にも先にも

私だけだったこともあり、『古酒（クース）の女王』と呼ばれております。

私がともに暮らす　白ねこ「すのこ」にも　ニックネームがあります。 

これは、ただ単に縮めて呼ぶためについたニックネームで

「すのー」とか「すーのー」と呼んでいます。

うちに遊びにきた友人が、私がすのこを「すの～」と呼ぶのを聞いて  

「真っ白だから、Snow（雪）なの～？　かわいいぃ～！」と、

感激していましたが 

いえいえ、すのこは、歩道にかけてあった簀の子の下から顔を出し

私に保護されたから、『すのこ』と名付けたので、雪をかけたわけではありません（笑）。

さて、今回は、この すのこのせいで、私が近所から不審者と思われていないか

心配でならないというお話。

我が家自慢になってしまいますが、わたしの部屋のベランダは、 

20畳ほどありまして、かなり広いベランダなのです。 

すのこは、このベランダが大変お気に入りで

ベランダにある大きなソファーで、お昼寝をしたり

ごろごろ　遊んだりしています。

昼間は、ただ　ダラダラと過ごしているようですが 

夜行性の猫の習性か、夜になると

「あ～そんでぇ～にゃぁ～にゃー」と鳴いて私を呼びつけます。

でも、私がベランダに出ると、しっぽの毛を逆立てて大きくさせ、

さらには、横走りをして　逃げ出します。

・・・ベランダでは、私は敵なのか！？　

そんなことを　すのこの主治医である　

ひまわり動物病院の千景先生に話すと、

「それは　遊んでいるだけで　嫌がっているわけでも怖がっているわけでもないんだよ。

ねこならではの鬼ごっこの遊びで、 

ストレス発散にもなるから、いっぱい遊んであげて～」と

アドバイスをもらいました。

まだまだ、ねこのこと、知らないことだらけ。

いろいろ勉強になります。

 ある夜、ふと気づいたのです…。 

わたしは、夜中、足元のすのこを追いかけ 

右へ左へとベランダ中を走りまわる。

ベランダのへりの高さは、だいたい私の胸のあたりで

すのこは、わたしのひざ下半分くらいの身長しかない。

さほど高層階の部屋ではない我が家のベランダは、

近隣のアパート・住宅から案外よく見えてしまう。

といっても、足元にいる。すのこまでは見えるはずもない。

となると

お向かいのマンションの人が

夜、窓から外を見ると

向かいのマンションのベランダで 

髪の長い女が、あっちいったりこっちいったりと　

走りまわる姿を目撃することになる。

…これは、かなりマズイ！！　不審者以外の何者でもない！！

今夜も、すのこは、 

ベランダで　遊んでもらいたいと、私を呼んでいます（涙）。

もし、あなたがどこかで

「夜中、ベランダを走り回る不気味な女がいる」なんて噂を耳にしたら

 「その人は、かわいい猫のため、鬼ごっこをしてあげているんだよ」と、

教えてあげてください。

すのこが　ストレスをためると 

恐ろしい仕返しが待っているので、

私はベランダでの鬼ごっこをやめるわけにはいかないのです。

 次回は、その恐ろしい仕返しを、お話しましょう。

 沖縄の夏は、まだまだ終わりそうにありませんが

ベランダで夕涼みをしながら、お酒を飲むにはいい季節になってきました。

そんなときは、ちょっとお洒落に　

自宅でも簡単につくれる泡盛カクテルがおススメです！

レモン、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、シークワァーサーなど 

その時用意できるお好きな柑橘系の果物を

できるだけ小さく扇型に切り、それを大きめのグラスにいれ

お好みの泡盛を注ぎ、スプーンで果物を押しつぶしてください。 

そして、氷と炭酸をいれて　優しくかき混ぜたら出来上がり！

甘めが好みの方は、炭酸をトニックウォーターに変えてもOKです。

ぜひ試してくださいね。

 では、私は　この泡盛カクテルをもってベランダで 

すのこさんのお相手をしてまいりまーす。