【にゃんコラム】猫専用アパートまやちぐらコラム

第28回　正反対っていいね！の巻

こんにちは、猫専用アパートまやちぐら
オーナーの田場です。

今回はちびまる◯ちゃんのタイトル風に始めてみました。
このアニメって本当に多くのキャラクターが
存在していますよね。

家族、クラスメイト、近所の人々…
キャラクターが多いのは
長年愛され続けているからこそだと思います。

そしてキャラクターそれぞれの個性が
色濃く描かれていることも
人気の理由の一つだと僕は思います。

そんな一人一人の個性が際立っているのと同じように
猫にも性格の違いはたくさんあります。

猫って単純に
『懐かなくて、気分屋で、わがまま』
みたいなイメージが強いですよね。

前回のコラムでも少し触れましたが、

我が家ののすは
誰が家に入って来ようとウェルカムです。
基本的に訪れた人の近くにすぐ寄っていく
我が家のおもてなし猫です。

ビビはまったくの正反対。
チャイムの音がした瞬間に姿を隠して
何時間経とうが出てきません。
我が家の忍者猫です。

２匹とも体格は似ていますが、性格は全く違います。

性格を形成する要因には
親猫からの遺伝や、生まれた後の生活環境など
様々な要因があると言われています。

その中でも僕が面白いと感じたのは、
まだはっきり解明されてはいないようですが
『毛色と柄による性格の違い』です。

見た目で性格が分けられるなんて
不思議ですよね。

人間で言うと国民性みたいなものでしょうか。

実際に研究が行われていて、
色素を形成している遺伝子と
行動・感覚・神経を司る遺伝子との関係が
推測されているそうです。

毛の色柄による性格の特徴は次の通りです。

白猫：慎重で賢く、別の猫には強気な姿勢。飼い主の前では甘えん坊気質。

黒猫：穏やかでおっとりした性格。甘えん坊で飼い主に話しかける子も多い。

グレー：落ち着いている子が多く、繊細でこだわり屋さん。

三毛猫：ツンデレ女王様。マイペースな気質で、人の好き嫌いがはっきりしている。

白黒：優しく面倒見が良い上に我慢強いので、タキシードを着ている執事のよう。こだわりが強く頑固な面もある。

茶トラ：フレンドリーで飼いやすいとされている。食いしん坊なので肥満になりやすいタイプ。

キジ・サバ猫：遊ぶことと甘えることに長けている。猫らしい猫。

サビ猫：優しく飼い主大好きっ子が多い。引っ込み思案な一面も。

ぶち猫：色の割合で違いがある。白に黒のぶち猫の場合は単色の白に近い性格と言われている。

毛色や柄の種類が多いので
全て書ききるのは難しいですね。

こうして特徴を挙げてみましたが、
どの種類にも魅力があります。

ちなみにのすとビビはどちらもサバ系です。
のすはご飯の時と撫でてほしいときに甘えが激しく
ビビは遊ぶことが大好きですよ。

しかし前述した通り、２匹の性格は正反対なので、
この色柄だからこの性格！と一概には言えません。

「これから猫を飼いたい！」と
思っている方には
判断材料のうちの一つにしたら面白いと思います。

成猫になると性格が出来てくるので、選びやすいかもしれませんよ。

また、一緒にいれる時間があまり持てない方は
遊ぶのが好きな子よりも
穏やかな性格の子の方が上手くやっていけるでしょうし、
神経質な子には
静かな家でゆったり暮らすことが大事です。

そんな風に飼い主自身の性格や
ライフスタイルもぜひ考慮して
猫と一番良い距離で暮らしていきたいですね。