【にゃんこらむ】猫専用アパートまやちぐらコラム

第36回　猫と暮らすための消臭と傷問題

こんにちは、猫専用アパートまやちぐら
オーナーの田場です。

コロナの感染者数が
また増加してきましたね。

第三波と騒がれて、
落ち着くにはまだ時間がかかりそうです。

今年は年末年始に
家族で集まれなくて寂しいなぁ〜
なんて思っている人もいると思います。

これを機にペットを飼い始める
という方もいるんでしょうかね？

猫をこれから飼おう！
そう考えている方にとって、
共に暮らす上でまず気になること。

それは…
傷と臭いではないかと思います。

猫を飼う＝ひっかき傷で家中がボロボロ！
部屋の中が臭くなる！！

そんなマイナスなイメージが
連想されがちですよね？

でも、対策をすることで
傷や臭いの軽減は期待出来ます。

まず言っておきたいことが一つ。

猫はケモノですが、
いわゆるケモノ臭のような臭いが
実はほぼ無いんです！

猫は本来待ち伏せ型の狩りをして
暮らしてきた動物です。

狩りの時に体臭がしてしまうと
獲物に気づかれてしまうので
臭いが少なくなったという説があります。

ケモノ臭どころか、
むしろ猫の体に顔を埋めると
日向ぼっこをよくしているからか
お日様のような臭いがして
癒やされますよ。

飼い主さんによっては猫の体臭が
パンケーキやバター、ミルクなど
甘いニオイを連想する方もいるそうです。

その代わりオス猫によく見られる、
濃いおしっこを撒き散らす
スプレー行為など、
排泄物全般の臭いは強いです。

スプレー行為は
生後6ヶ月頃の去勢手術によって
未然に防ぐことは可能ですが、
手術の時期が適切じゃなかったり
どうしても個体差はあるため、
絶対にやらないとは限りません。

スプレー行為や排泄物などの臭いには、
トイレの個数を増やしたり、
トイレを清潔に保つことを中心に
対策をしていきましょう。

我が家では
重曹スプレーを使って消臭しながら
トイレのお掃除をしたり
排泄物の臭いを外に漏らさない
専用の袋で処理をしたりしています。

引っかき傷の問題に関しては、
こまめに爪を切ってあげることや、
爪とぎを部屋のあちこちに設置して
壁や柱に目を向けさせないことが大事です。

爪とぎは猫によって
好みの素材が分かれるので、
色々な素材を試してみましょう。

ダンボールや麻、カーペットなど
様々な素材の爪とぎがありますよ。

壁に貼れるタイプの爪とぎや、
猫の手が届かない高さまで貼れる
引っかき防止シートなど
便利なアイテムも販売されています。

そういったアイテムを使って
対策しても良さそうですね。

まやちぐらでは
消臭と傷の問題に対して、
壁紙にこだわることでも対策しています。

壁紙を決める際には第一に
消臭効果を備えているものから
選んでいたほどです。

猫が生活するリビング全ての壁紙に
消臭効果があります。

どれほどの効果があるのかは
定かではないんですけどね。笑

猫に関しては排泄後以外では
特に部屋の臭いが気になることはなく、
過ごしやすい空間だと感じています。

また腰高部分の壁紙には
ツルツルとして
爪が引っかかりにくい素材の壁紙を
採用しています。

壁に当てた光を
猫が追って遊ぶ時などに
爪が当たっている可能性が高いですが、
目立った傷は確認出来ていません。

今のところ
爪とぎをちゃんと使ってくれていたり、
爪切りを頻繁にしていることも
傷があまり見られない理由だと
思っています。

きちんと対策をすることで、
猫の飼いやすさはグッと高まります。

猫の好みや生活パターンは
一緒に暮らしてみないとわかりません。

ぜひ猫と楽しみながら
一緒に住みやすい環境作りを
見つけてみてくださいね。