【にゃんこらむ】猫専用アパートまやちぐらコラム

第45回 猫は何でも聞いている



こんにちは、猫専用アパートまやちぐら
オーナーの田場です。

これを書いている今、
家に配達が届きました。

何が届いたでしょう?

という話がしたいのではなく…

ピンポ〜ン♪の音。

我が家のビビはこのインターホンが
とにかく嫌いで嫌いで。

毎回ほふく前進で這って逃げます。

≡≡≡≡≡c⌒っÒωÓ)っ

その後ろ姿ったら…
なんだか可哀想なんだけど
恐ろしくダサい(爆笑)

可哀想でダサくて可愛くて笑

誰が来たのかわからない恐怖と
突然鳴る音の恐怖で
パニックなんでしょうね。

今日も名前通りビビりなビビです。


そういったわけで
猫って本当に音に敏感な生き物ですが、

【聴覚の動物】
と言われるくらい耳が良いって
皆さん知ってましたか?

超音波くらいの高音も
聞き取ることが出来るんですって。

某世界的アニメの

ト◯とジェ◯ーのように
猫といえばネズミですが…

猫の獲物であるネズミや、
そのほか小動物が発する声を
よく聞き取るために
耳が発達したのではないかと
言われています。

そのくらいよく聞こえる耳を持つ
猫ですから、
もちろん音に好き嫌いもあって。

好きな音域は
2,000〜6,000ヘルツくらい。

この音域は子猫の鳴き声と
同じレベルだそうです。

猫になかなか好かれなくてツラい。
もうちょっと仲良くなれたらな〜。

そんな方は猫と接する時
高めのトーンを意識して
穏やかな声色で話しかけてみてください。

赤ちゃんと接する時を思い浮かべて
やってみてくださいね。

恥ずかしがらず!

猫から「この人は安心出来る。OK!」
と認定してもらえたら
懐いてくれるかもしれません。


その反対に嫌がる音は
大きく!低い音。

掃除機やドライヤーのような
家電特有の持続する大きな低音。

また雷や花火のように
お腹に響く、強く重い低音。

そして実は男性の野太い感じの声も
悲しいかな嫌がる音のうちの一つです。

これらの音は
野性で暮らしていた頃の名残からか、
体の大きな天敵が
襲ってくるのを連想しやすく
恐怖に感じてしまうのだとか。

猫が嫌がると言いましたが、
人間にだって大きく感じるし
ビックリする時がありますよね。

猫という小さな個体にとって
それがどれほどの大音量で
恐ろしい音なのか…

簡単に想像出来るんじゃないでしょうか。

どんなに小さな音も感じ取れる
敏感な耳を持つ猫には
窓の外の音を聞くことも容易でしょう。

工事中の音。
建設現場の音。

車通りの多い場所では
クラクションの音など。

人間に比べて遥かに
ストレスを感じる音が
たくさんありそうですよね。

せめて猫が暮らすお部屋の中は
静かな空間にしてあげたいところです。

【防音】という点で
非常にラッキーに感じたのは
我が家の窓。

まやちぐらを建築している時、
窓は特にこだわってなかったんです。

こんな窓にしたいという
希望も特に無く、
業者さんに完全におまかせでした。

業者さんがサービスで台風対策仕様の
吹き返しに強いサッシを
取り付けてくれたのは知ってたんですが…

窓を設置して驚きました。

防音効果が
めちゃめちゃ高かったんです!!

まやちぐらは家の前に
メインの道路が通っていて
毎日かなりの量の車が走っています。

それなのに!!

窓を閉じた時…え?外の音が聞こえない。


全く聞こえないわけではないですが(笑)

それにしてもかなり軽減されていて。

こんなに遮音性が高くて
静かな空間になると思いませんでした。

人間にとっても猫にとっても
暮らしやすい家を造るのが
理想だった私。
これは本当に嬉しい発見でした。

業者さんに大感謝ですね。

ぜひ新築でお考えの方は
遮音性も視野に入れて
窓を決めてみても
いいんじゃないでしょうか?

猫のみならず
赤ちゃんを育てるにも
静かに暮らせるって最高だし、
子どもが育ってきて騒いだりした時も
窓を閉めたら近所に迷惑をかけにくいし。

結構遮音性の高い窓、オススメです。


ちなみに猫が本気で
音を怖がり、辛そうにしてる時は

音量が静かな家電に換えてみたり

掃除機をかける時には
猫を他の部屋に移すなど

出来る範囲で良いので
対策してあげると
猫はもっともっと
暮らしやすくなるんじゃないでしょうか。

嫌いな音から与えられるストレスで
病気になってしまう猫も
中にはいるそうです。

猫が普段やらないような行動や
違和感を感じる仕草を見つけた時は
病院で診てもらいましょう。

音に原因がある病気だとは
かなり判断しづらいと思います。

しかし音にも気を配ってみることで
猫の気持ちに寄り添えたら
より猫も人間も
豊かな心で暮らしていけるはずです。

【プロフィール】
田場 正親(たば まさちか)
1981年生まれ、本部町出身。


動物全般とカラオケとお笑いを好む。

185㎝・85㎏の体つきが災いしてか、

元卓球部部長なのに腰痛持ち。

 

ネコの殺処分数や飼える環境の少なさに

衝撃を受け「足りないのは愛情よりシステム」

(猫を助ける仕事/山本 葉子 著 より引用)を

合言葉に、猫も人も快適に過ごせるアパート作りを

本気で目指すことになる。

 

東京にある猫専用デザイナーズアパート

『Gatos Apartment』オーナー木津氏の元で

学んだ事と沖縄の風土を融合させたアパート

『まやちぐら』をおそらく初めて沖縄に作った、

そんな感じの人。

 

まやちぐらホームページ 

http://takiryoku.xsrv.jp/

 

Facebook 

https://www.facebook.com/%E5%A4%9A%E5%88%86%E6%B2%96%E7%B8%84%E5%88%9D%E7%8C%AB%E5%B0%82%E7%94%A8%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%82%A2%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%81%BE%E3%82%84%E3%81%A1%E3%81%90%E3%82%89-1560293170967681/

 

Twitter https://twitter.com/mayachigura

 

Instagram https://www.instagram.com/mayachigura/?hl=ja

 

アメブロ https://ameblo.jp/mayachigura/theme-10103465352.html 

 

 

※このコラムは第4金曜日に更新します。

次回は令和3年9月24日(金)の予定です。