【にゃんこらむ】猫専用アパートまやちぐらコラム～第51回～

第51回　どうしたんだシャーーーっ！？

こんにちは、猫専用アパートまやちぐら
オーナーの田場です。

最近我が家の【のす】が
粗相することが何度かありました。

排泄したものが床に転がってたり

トイレで用を足した後に
床にお尻をこすりつけたり…

仕事から帰ってきた時に合わせて
それをやるもんだから
臭いし掃除しなきゃだし

「勘弁して〜…（泣）」

そんな気分でした。

ただ調べてみたら
肛門の病気の可能性が…！！！

怖かったので
念の為病院に連れて行きました。

結果大したことではなく
薬を処方してもらい
その後粗相もしてないので

それは良かったんですが…

検査をするために約半日ほど
病院に【のす】を預けたら
帰ってきた【のす】が相棒の【ビビ】に

「シャーーーーーっ！！」

えぇぇえぇええぇ？？？？？

普段の【のす】は菩薩のように温厚です。
そんなのすがずっと【ビビ】に威嚇。

【ビビ】とはケンカすることもなく
毎日仲良しだったのに！！

これまでに【のす】が
【ビビ】に対して威嚇をしたのは
【ビビ】を家に迎えた初日くらい。

↑その時の写真です。

今回の威嚇はあまりに衝撃で
写真撮るのも忘れてました（笑）

「たったの半日くらい離れただけで
【ビビ】のこと忘れちゃったの？？」

と思ってしまうくらい
【のす】の異変に家族全員が唖然。

病院に行った猫には
病院の匂いが付いています。

その子に向かって家で待ってた猫が
威嚇するということなら
理解出来るのですが。

今回の場合は逆パターン。

本当になぜ？
しかも【ビビ】にだけ？

「なんで【ビビ】は
病院行かなくていいわけ！？」

と怒っているかのような（笑）

やっぱり半日も病院にいて
家族も不在で心細かったんだと思います。　

強いストレスを感じて
キツかったのかなぁ。

威嚇の他には
部屋を落ち着き無く
歩き回っていたりもして…

いつもと様子が違うと
心配になっちゃいますね。

病院の後や手術をした後に
性格が変化する子は
割といるようです。

【のす】と同様に荒くなる子や
甘えん坊に拍車がかかったり
臆病になったりとその変化も様々。

多頭飼いをしていると
そうした性格の変化によって
猫同士の仲が
急に悪くなることもあります。

そんな時はお互いに
一人で落ち着ける場所があると良いです。

なるべく他の猫達が踏み入れない
なおかつ他の猫達の様子が見れる
自分だけの場所。

高いところや
家具の下
隙間など。

ダンボールに穴を空けて
置いておいてもOK 。　

その子のプライベート空間で
落ち着くまで過ごしてもらいましょう。

飼い主側としては
猫達の仲が悪くなって
めちゃくちゃ気がかりですが…

落ち着ける時間を
奪ってしまいかねないので
あまり構いすぎないように。

猫が構ってほしそうな時には
優しく声かけやなでなでして
安心させてあげましょうね。

その他には…

威嚇しそうになったタイミングで
名前を呼んだりして気を反らす

威嚇された子を撫でた後
その手で威嚇した方の子を撫でて
匂いを交ぜることで
慣れさせるのも一つの策です。

色々やってみて
それでもどうしてもダメなら
めちゃくちゃ悲しいですが
部屋を別にすることも考えましょう。

仲良しに戻れるチャンスを
少なくしてしまうので
なるべくなら避けたいことですがね…。

ケガとかしちゃうよりは
マシなのかなと。

【のす】の病院後初日の威嚇っぷり。
【ビビ】は相当怖かったみたい。

翌日【ビビ】から【のす】に威嚇してました（笑）

ですが幸いなことに
3、4日目くらいには
仲良しに戻ってくれました！！

泣きそうになるほど
心底ホッとした〜〜〜…！！！

ちょっと今後、病院に行くのが
不安になってしまいますが…

二人はちゃんと仲良しに戻れると
信じています！！

飼い主が不安な気持ちでいると
やっぱり猫にも伝わるみたいです。

なので仲違いしたときは

「そのうち元通りになるでしょう」

くらいにドーンとかまえて
猫達を見守ってあげましょうね。