【にゃんこパーラー】 第3回 春はデトックスの季節 「豚とごぼうのミートボール☆クリーム煮」

自宅にある食材で、愛するにゃんこのためのごはんを手作り。
今回も手軽で簡単、しかもにゃんこのためになるレシピをご紹介!
「にゃんこパーラー」開店で~す!

 

 【第3回 豚とごぼうのミートボール☆クリーム煮】

 

すっかり春ですね!沖縄では暑いくらいですが。春は体が温まり新陳代謝が盛んに行われる季節。

というこで、今回は寒い冬の間、体にたまった老廃物を体外へ排出してくれるデトックスレシピの紹介です。

 

材料(1匹分です)

豚ミンチ        60g
ゴボウ         10g
はと麦         小さじ3杯
ブロッコリー 15g
豆乳                25㏄
水                    25㏄
片栗粉        適量

材料

今回の材料で特に目を引いたのはゴボウとはと麦。
南谷先生によるとゴボウは食物繊維が豊富で腸内の老廃物の
排出に、はと麦は体内の水分や血液の流れをスムーズにし
解毒作用もあるとのこと。一般的には、ねことゴボウやはと麦は
結び付かないのですが、さてどんな料理ができるか楽しみです。

 

まずは下準備からスタート!
①はと麦は1時間水で戻し、15~20分ほど茹でる。
②ゴボウはささがきにして、水にさらす。
③ブロッコリーを下茹でする。

④ささがきにしたゴボウを細かく刻む。
ゴボウ

お団子1

 

⑤刻んだゴボウと豚ミンチ、片栗粉を混ぜ合わせてお団子を作る。
お団子2

 

⑥ ⑤のお団子をフライパンで火が通るまで炒める。
焼き上げ

 

⑦豆乳と水を鍋に入れ細かく刻んだブロッコリーとはと麦を入れて軽く沸騰させる。
最終1
最終2

 

⑧ ⑦に⑥を入れて軽く火を通したらできあがり。
完成2

 

肉団子が食欲をそそりますね。過去2回よりもひと手間加えた感がでています。

 

編集部「人間の料理みたいですねー」
南谷先生「今回ももちろん人がたべてもOKですよ」

 

ということでねこより先に試食。肉団子は豚の脂の旨味が強調。
その脂がスープに溶け込み、人間のごはんのおかずとしても十分成り立ちます。

 

さて、編集部のねこはどうでしょうか???

 

まずいつものようにねこの鼻先に容器を近づけて匂いをかがせます。
コハクが反応!
コハク1

 

あ~肉団子を直接パクッと食べてしまった(笑)
コハク2

 

今回も食べっぷりがいいですね。他のねこも近づいてきました。
集まってくる

ただ、肉団子に人気が集中しすぎて、ブロッコリーやはと麦を食べていないのに
気付きました。そこで肉団子を細かく刻んで、はと麦などと混ぜ合わせました。
すると、、、

 

ニャンスケが食べ出しました。
ニャンスケ食べる

 

コハク食べ続ける!
食べるコハク

 

今回は完食とはいかなかったですが、かなり食べてくれました!!

ごちそうさま

 

取材後記

今回はデトックスメニューという事でとても興味を引く取材でした。
編集部のねこはこれまで慢性腎不全で亡くなる子が多かったので、
今回の取材を通して少しでもねこの内臓負荷が軽減されればと感じました。

 

なんにしても人もねこも食べられる料理というのは、ねこの飼い主にとって大きな喜びです!

 

 【教えてくれた人】

南谷さん

南谷てるみさん(Bonico代表)

大阪府出身。2008年に来沖し、2011年からペットの食事作りの講習や
アロママッサージなどを通してペットの体のケアを指導している。
ペット食育協会認定指導士、日本ペットマッサージ協会認定セラピスト、
アニマルレイキセラピストと様々な資格を持つ。
http://www.bonico.org/

 

 

【募集】
みなさんの手作りレシピを教えてください。
食材や作り方をお問い合わせフォームからお送りください。
こちらから詳細をお伝えした後に「にゃんこパーラー」にて掲載させていただきます。
お待ちしております。

 

テキスト×伊東一洋(編集部)
撮影×仲本潤
取材協力×Bonico