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4月に開催された猫毛祭りin沖縄2017。今回で5回目の開催となり、
猫毛ファンにはすっかりおなじみのイベントとなりました。
期間中、猫毛フェルト作りのワークショップ(編集部体験記もあります)、むぎ(猫)ライブなど多彩な催しが行われ、
今年も大盛況のうちに終了しました。
そこで、猫毛祭りの主催者であり猫毛フェルタ―の蔦谷Kさんにお話しを伺いました。
【蔦谷Kさんにミニインタビュー】
蔦谷Kさんは生まれた時からすでに実家にねこがいたそうで、ねことは縁のある生活をしていたようです。
「現在の私は実家から離れて暮らしていますが、『ち』という名前のクロネコと住んでいました。
猫毛フェルトの発想をくれたのはクロネコの『ち』なんです。
『ち』は暇さえあれば、毛繕いをしていてそのため毛玉をよく吐いていたので、。
ブラッシングをしてあげると抜け毛がたくさん取れて(笑)。この毛でなにかできるんじゃないかと」
そこで蔦谷Kさんは猫毛フェルト作りを思い立ち、
当時、自身のホームページで猫毛フェルトを作って公開するとこれまでにない反響だったとか。
「写真入りで猫毛フェルトの作り方をサイトに掲載するとさらに反響がすごくなってきて。
そこで知り合いの編集者に相談して本を作ることになりました。
これまで猫毛フェルトの作り方の本が3冊、エッセイを1冊発行。
現在では英語版や台湾版も発行しています」
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本の発行後、そのプロモーションのために東京でねこイベントを開催。
そのうち、各地へ猫毛フェルトを伝えたいという思いから
京都など様々な地域でイベントを開催するようになったという。
「沖縄でもいつか開催したくて。ちょっとしたご縁からBookishさんと知り合いになり、
第1回から今までBookishさんに協力していただいたおかげで開催できています」
・・・みなさんも気になっていたと思いますが、クロネコの名前「ち」の由来を聞いてみました。
蔦谷Kさんは長くなるので短く説明しますねと前置きした上で
「『ち』は友人からもらったねこですが、その友人の奥さんが津軽出身でして。
津軽ではねこの事を『ちゃぺ』というらしいんです。
『ち』も最初は小さかったので『ちびちゃぺ』という名前だったのですが
いつのまにか短縮されて『ち』になりました」
「短縮しすぎだろ!」という突っ込みはさておいて、
次回の開催が決まり次第、おきなわにゃんこビレッジでもお知らせいたします。
【猫毛フェルト作りを体験しました】
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今回、猫毛フェルター・蔦谷Kさんが開催する猫毛ワークショップに参加してきました。
作ったのは【初級編】の猫毛人形。メインの材料は、もちろん猫毛!
特別な道具が必要ないので、初心者の私でも簡単に作れましたよー。
愛猫の分身を作るべく、さっそくチャレンジ!
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ワークショップで必要な猫毛は、量は両手いっぱい以上が目安。
おきなわにゃんこビレッジの12匹いるねこ社員の中から、
特に懐いているコハクの毛をチョイス。
ちょうど換毛期だったので、ブラッシングで集めた猫毛をワークショップに持参しました。
(いっぱい集めたと思っていたのですが、蔦谷Kさんいわく、作るのにギリギリとの事でした。涙。。)
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さっそく、蔦谷Kさん指導のもと猫毛人形作りスタート。
渡された道具は、ネコの形にカットした牛乳パックの型紙と穴の開いたビニール袋など。
どれも家庭にあるもので作れちゃうから驚きです。
体験では、シート状にした猫毛で型紙を包んだり、
温かいせっけん水に浸した猫毛同士を絡ませてフェルト状にする作業を経て、
徐々に猫らしい形を作っていきます。
アイロンで圧縮、乾燥して、生乾き程度になったら、型紙を取り出すため下部分をカット。
カットした部分がしっぽになるので切り落とさないよう注意して。
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ぴょんぴょんと飛び出しているムダ毛をつまんで抜いたら、
仕上げに鈴を通したリボンと、コハクの目の色に似たビーズを付けて完成!
猫毛の量がギリギリでしたが、ちゃんと猫らしくできました!
(目の配置で表情が変わるので、意外と苦労しました。。)
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猫毛を提供してくれたコハクに完成品をお披露目。
かなり興味津々のご様子。今度はもっと猫毛を集めて、作ってあげるからね!
いかがでしたか?
ワークショップは、所要2時間程度。
猫を飼っていなくて猫毛が手に入らなくても、提供してもらえるので大丈夫。
より猫らしい立体的な形を作る中級や、猫毛ポートレート作り体験もあるので、
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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