4月19日(木)から22日(日)まで開催された
「島ぜんぶでおーきな祭 第10回沖縄国際映画祭」。
春に開催される映画祭としてすっかりおなじみになりましたね。
その沖縄国際映画祭の特別招待作品として
4月20日(金)20時10分から桜坂劇場ホールCにて、
島猫映画「Nyaha!Part#0(ニャハ!パートゼロ)」が上映されました。
「Nyaha!Part#0(ニャハ!パートゼロ)」は、
2018年夏完成予定の島猫映画「Nyaha!(ニャハ!)」の世界観を
先駆けて紹介する、いわばプロローグ編。
ねこの楽園と呼ばれる南の島、ニャハ島(にゃはとう)で生活する島猫たち。
遊んだり、眠ったり、人間にごはんをねだったりと、自由気ままに生活する
ねこたちが次々にスクリーンに登場。愛くるしくもたくましいねこの姿が映し出されていました。
ねこのアフレコにはスリムクラブなど、芸人さんが多数担当。
アドリブ色が強いねこ同士の掛け合いに会場では笑いが起こるほどでした。
また、飼い主がいないねこに対して行われる、
TNR(trap、neuter、return=ねこを捕獲して避妊去勢手術を施した後、
元の場所に返すこと)についても触れられ、ねこと人間の現実的な側面も描写されています。
そして後半には、本編の主役ねこ「向田(むこうだ)さん」が登場し
本編への伏線を張っています。
上映後に行われた舞台挨拶には、監督・撮影の仲程長治さん、
プロデューサーの松島由布子さん、タレントのなだぎ武さんらが登壇。
仲程監督は「カメラに視線を向けてくるねこよりも視線を合わさないねこの方が、
自然のままの表情が撮影できますね」と語り、
プロデューサーの松島さんは「通常の映画と違って台本がないので撮影には約1年かかりました」
という苦労話も。
沖縄初のねこ映画とあって注目度は高く、入場整理券が早々に無くなってしまい
入場できない方も多かったそうです。
「Nyaha!Part#0(ニャハ!パートゼロ)」の今後の上映は現在企画中とのこと。
詳細が決定次第、お知らせいたします。
4月22日(日)、雷雨の中レッドカーペットに登場!
沖縄国際映画祭の最終日には恒例のレッドカーペットが開催されました。
あいにく那覇市は雷雨が激しく、一時中断しましたが、14時頃に無事再開。
14時50分頃、監督の仲程さん、プロデューサーの松島さん、
さらにテーマ曲「わしま」他を書き下ろしたミュージシャンの宮沢和史さんら
「ニャハ!」チームがついに登場。
レッドカーペットにモノトーンの衣装、かなり渋く決まっています!
気になる「Nyaha!Part#0(ニャハ!パートゼロ)」の今後の公開予定は
未定ですが、決まり次第お知らせいたします。