
現在開催されている、
島猫ニャートジャムsession1も23日(月)で最終日となります。
23日(月)15時から、写真集「にゃんたま」(自由国民社)を手掛け、
猫フェチカメラマンとの異名をとる写真家・芳澤ルミ子さんのサイン会を開催します。
そこで今回、芳澤さんにお話を伺い、「にゃんたま」写真集出版のきっかけや
沖縄のねこについて伺いました。
16歳の時に自宅から古いカメラが見つかりそのことがきっかけで
写真を撮り始めたという芳澤さん。
「自宅でねこを飼っていましたが、当初は人物撮影をメインに仕事をしていました。
2000年頃に、ねこ雑誌から依頼を受けたのをきっかけに、ねこを撮影するようになりました。
街のねこや保護ねこを中心に撮影し、猫島として知られる、田代島(宮城県)へはよく出かけています」
ある日、出版社からの撮影依頼がきっかけで写真集「にゃんたま」を発行するに至ったという。
「当初は断っていたんですけど(笑)。TNRが各地で行われ、
今では、"にゃんたま"のついた雄ねこが貴重になってきていることから
興味が湧き撮影をスタート。2016年に写真集『にゃんたま』が発行されました」
"にゃんたま"の撮影のコツを聞いてみると
「まず、カタチとハリ、毛艶のいい"にゃんたま"を被写体にします。
ねこと仲良くなるとカメラを向けた時に近寄ってきて、お目当ての撮影ができないので要注意です。
シャッターチャンスは尻尾を上げ、"にゃんたま"があらわになった時。
ただ、それだと後姿ばかりになってしまう。
顔写真も撮影したいので、ねこがこちらを振り向いた時にシャッターを切ります。一瞬の勝負です」
写真集「にゃんたま」には確かにそのような写真が多く掲載されていて
ねこの顔もわかるようになっている。
苦労話を聞いてみると
「"にゃんたま"に近寄って撮影するため顔にマーキングをされることもしょっちゅうです(笑)」
2017年には写真集「ネコの裏側」(辰巳出版)も発行され
猫フェチカメラマンの名を不動のものとした。
沖縄のねこについての印象は
「沖縄はねこが多くて驚きました。あちらこちらにいますね。
実は写真集『にゃんたま』には沖縄のねこも数多く掲載されているんですよ。
また、沖縄のねこは、気候のせいかどこかのんびりしていて、伸び伸びしています。
ダラ~とした感じがどこかセクシーですね。
今度は沖縄のねこでセクシー写真集を作ってみようかな(笑)」
次回作は、猫フェチ度がさらにパワーアップした作品が楽しめることになりそうだ。
芳澤ルミ子さんサイン会
7月23日(月)15時~
那覇市牧志3丁目2-43 平和通り仲間ビル3階 アートスペース「Caと」(平和通り沿い)
※国際通りから平和通りへ入り200mほど進んだ左手にあります。
マンゴーカフェ木の葉さんが1階にありますので目印にしてください。
写真集「にゃんたま」1080円を購入した方にサインをお入れします。
