【にゃんこらむ】猫専用アパートまやちぐらコラム

第42回　キャリーに入れる子になあれ

こんにちは、猫専用アパートまやちぐら
オーナーの田場です。

猫を飼っている皆さーん！（はーい）

今心の中で手を上げた
そこのあなたも！あなたも！あなたも！

一度は動物病院に行ったこと
ありますよね？

予防接種や避妊去勢など…
足を運んだことがない方のほうが
むしろ珍しいはず。

動物病院に行くと決まって
毎回うげげ…となるのが
【キャリーケースに入ってもらう】
という最初にして最大の難関。

考えるだけで憂鬱って方もいますよね（笑）

我が家の「のす」は割とすぐ入ります。

しっかし…「ビビ」は…w

初めての病院を経験した時から
もう完全にアウト…
名前の通りビビりなもんで。

猫によって
キャリーへの反応は本当に様々。

暴れる。
鳴きっぱなし。

いつもはおとなしい子だって
キャリーに入った途端騒ぐことも。

「ビビ」は車の中では
鳴きっぱなしタイプです。
病院内では怖がりすぎて声も出ません。

キャリーへの反応がどうなるか
毎回読めないっていうのも
飼い主さんの不安ポイントですね。

今まで何度か触れているとは思いますが
猫は変化が嫌いな動物です。

知らないもの・ニオイ・場所。

慣れてない全てのものに対し、
警戒心バリバリなのが猫。

なので、
たまに現れるキャリーの存在なんて
猫はかなりコワいはず。

その上入ったが最後！
閉じ込められ、連れて行かれ、
辿り着いた先は病院。

知らない人にたくさん触られるし…
そりゃコワいでしょう。

キャリーの存在に慣れてくれて、
使う時にスムーズに入ってくれたら
そんな素敵なことって無いですよね！

小さい頃からスタートすると
より一層慣れてくれると思いますが…

普段から猫が生活する空間に
キャリーを自然に置いとく作戦ー！！

自由に猫達が出入り出来るよう
いつでもキャリーの入口を開けた状態で
インテリアの一部にしておくんです。

たとえば！

キャットタワーの隣に置いておいて、
遊びの中で自然と入る環境にしたり…

キャリーの中に猫自身や飼い主さんの
ニオイがついたお気に入りの
タオルやぬいぐるみなどを入れて
落ち着く場所にしたり。

はたまたご飯を食べる場所として
設置するのもアリです。

猫が持つ
【キャリー＝病院】というイメージから
【安心出来る場所】という認識に
変えてあげることが大事なのかなと
私は思います。

「そうは言っても
今使っているキャリーじゃあ
もう一向に慣れる気配がございません！」

という場合には、

思い切って新しいキャリーに
買い替えることも視野に入れてみては？

キャリーの形・サイズ・素材も
今はたくさんの種類が出ています。

キャリーといえば！という
プラスチック製のコンテナタイプは
引っ掻きやすい子にピッタリですし、

怖がりな子には
普段は猫ベッドにもなるキャリーで
少しでも安心してもらえるように。

飼い主さんの側にいたい子や
周りの様子を感じて安心したい子は
メッシュ素材で外が見える
バッグやリュックなど。

猫の性格や頭数、
体の大きさや重さ…
色々な角度から考えて選びましょう。

またコンテナタイプの場合、
扉の開閉音の大きさに
びっくりしないかな？

とか、

バッグ・リュックタイプの場合に
ファスナーをこじ開けて
脱走しちゃわないかな？

など、

色々なハプニングも想定して
是非考えてみてくださいね。

そして買った後には
病院へ行く機会まで大事にしまわずに！！

キャリーが猫の気に入る場所になるよう
身近なものとして
側に置いてあげてみてくださいね！